■信じてる・・・!!2■
[小説]
今までなんとも思わなかったことが自分にはとてもうれしかった。
まいは毎日来て私の手伝いをしてくれた。
気づかなかった。こういうときの友達がどんなに心の支えとなっているか。
どんなに、うれしいことか。

1年後にはだいぶ体が楽になってきた。自分でできるものも増えてきた。
どんなにつらくても、どんなに悲しいことがあっても、それを乗り越えたら
何かが見えてくる。達成感が味わえる。
こんな気持ちになったのも周りの人たちのおかげです。

今では、前よりもできることが増えてきました。あのとき、まいが何も言ってくれなかったら・・・。ううん、私があきらめていたら今の気持ちにはなれなかった。まい、ありがとう。
今の私は、前の自分とは違って命の重さや周りの人のやさしさがとてもわかる。何度ありがとうといっても足りないぐらいの気持ちです。

そして、この世界に生きている限り自分にできることはあるんだって信じています。生きている意味は生きている間にゆっくり見つければいいと思っています。この世にはいろいろな人がいる。でも車イスだからって障害者だからって小さくなったりしない。どんな姿でも胸をはって生きればいい。自分は自分なんだから。他の人と比べる必要なんてない!! 自分のことを信じることができたら他の人のことも信じることができる。こんな私にだって人を励ますことはできるんだから!! あきらめるのは簡単。でも、私は絶対に最後まであきらめたくない!! 絶対に自分の弱い気持ちに負けたくない!!
私は自分を信じる!! 自分のことを信じてる・・・!!

「と語ってくれた片桐真由さんでした。片桐さん、ありがとうございます。」
私は私。他の誰でもない!! まいをはじめ、周りにいて励ましてくた・・・
みなさん本当にありがとう!! 私はこれからも精一杯生きていきます!!
2004年05月05日(水) 22時04分00秒 公開
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■作者からのメッセージ
完結です。といっても2話しかありませんけど。気が向けば読んでください。ただ長いので途中でやめていただいても結構です。今後もよろしくお願いします。

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