■気が付けば外は暗い雨のままで■ | [NO genre] |
雨が降っていた。 冷たい雨が降っていた。 私に何かを訴えているような そんな雨が。 君の後姿に 躊躇う事も出来ずに。 この雨と一緒に 私の想いも 貴方の元へと 降り注げば良いのに。 そうしたら毎日 泣かなくても良いのに。 こんなに胸が痛むのは 何故だろう? この気持ちを 人はなんと呼ぶのだろう? 冷たい雨と一緒に 私の涙が 露のように。 暗い雨の中 電灯だけが私の光で 涙なのか雨なのか。 目の前が霞んできて 君の後姿も 霞んで更に 見えなくなる・・・。 誰かあの人の顔を 思い出させてください。 薄れていく思い出 思い出せない、それでも。 私の目の前の貴方が 雨に霞んでぼやけていっても。 好きです。 |
可奈
2003年09月20日(土) 20時30分05秒 公開 この作品の著作権は可奈さんにあり無断転載は禁止です |
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切ない詩ですね。雨の情景が素敵です。涙なのか雨なのかとか素敵。 | まりの(管理人) | 2003-09-27 00:01:27 | |
うわぁ――ステキな詩ですねvv 私はいつも、パターンが一緒なのでダメダメです。最後の『好きです。』が、ハマりました〜vv | 夏樹 | 2003-09-21 10:54:25 |